2017年 9月14日 (木) 午後
無線通信システム研究専門委員会
2020年の商用化に向けて,世界中で5Gシステムに関する研究開発が行われています。同時に 3GPPでは,2018年の完成をめざしてRelease15 (Rel-15)の標準化作業が進められています。5Gシステムは,2020頃に実用化予定のPhase 1と,2020年以降に更なる高度化・高速化を目指したPhase 2の二段階のアプローチが想定されています。本シンポジウムでは,Phase 1の実用化に不可欠な技術仕様であるRel-15が完成間近であることを踏まえ,その概要と標準化動向を俯瞰し,5Gの要求条件を実現するための新技術,ならびに5Gサービス実現における課題を議論します。