2017年 9月15日 (金) 午前
スマート無線研究専門委員会
IoT(Internet of Things)時代においては,ユーザの主体が「ヒト」から「モノ」や「コト」へ変化するため,膨大な数のノードが多種多様な要求条件で通信を行うことが予想される.このような IoT 時代の無線通信ネットワークにおいて,有限な周波数資源をどのように利活用すべきかを長期的視野で議論する必要があると考えられる.本セッションでは,多種多様な要求条件のある IoT における周波数資源利用の考え方として,システム要求と周波数状態の双方を考慮して適応的に無線通信ネットワークを設計するスマートスペクトラム技術を中心に,IoT 時代に求められるスマート無線化へのアプローチや最新技術動向を探る.