2017年 9月14日 (木) 全日
短距離無線通信研究専門委員会/無線通信システム研究専門委員会/スマート無線研究専門委員会
移動通信網のデータトラヒックは年率60%で伸びており、また、有線ケーブルでITサービスへアクセスせざるを得ない状況が現存する中、ICT需要の拡大を継続させるためには、無線アクセス能力の拡張が求められている。しかし6GHz以下の電波資源でまとまった周波数帯をとることは現実的ではなく、次世代WLANやセルラー、ホームエリアネットワーク、非接触通信などが様々な分野で、ミリ波帯の利用が期待されている。一方でミリ波帯の無線通信の実験も進められ、技術的な成熟度は高まってきた。そこで、本セッションでは、デバイスや端末、サービスを含むEnd-to-endシステムをスコープとし、ミリ波通信の在り方やサービスドメイン、実用化上の鍵を握る標準や技術を論じるパネルを開催する。