2017年 9月13日 (水) 午後
マイクロ波・ミリ波フォトニクス研究専門委員会
近年、通信容量を劇的に増大させる手段として、軌道角運動量(OAM)を利用したモード分割多重技術が、光通信だけでなく無線通信の分野でも検討が進められている。また、無線通信では、無線LANや携帯の容量増大に向けてビームステアリング技術を利用したミリ波無線システムの開発が活性化している。本シンポジウムでは、上述したシステム実現のカギとなる空間領域の波動伝搬技術について光から電波まで幅広く最前線のトピックスを集め、議論を深めることにより、光と電波の両分野に共通する技術課題や将来展望を探る。