2018年 3月21日 (水) 午後
情報通信システムセキュリティ研究専門委員会
セキュリティは、暗号やネットワーク・コンピュータの技術、ハードウェアやコンテンツの要因、更には、人的要素を考慮した倫理的・制度的な側面などが複合的に組み合わされることにより実現する。超スマート社会において、情報ならびにそのシステムが安全安心に取り扱われていることが重要であり、セキュリティの支えが不可欠といえる。超スマート社会への革新的な変化に対応していくためには、変化の過程で研究開発の必要性が高まる分野に十分に注力しつつ、社会全体としてセキュリティの各分野・要素の連携を保ちながらセキュリティのレベルを向上させていることが大切である。本ソサイエティ特別企画セッションでは、セキュリティに係る各分野の最新の研究動向に触れた後に、これら各種セキュリティ技術の超スマート社会との関係性や、セキュリティリサーチ自体のあり方や進め方について議論する。更に、それらのセキュリティ技術が、将来的に、まだ導入されていない、どのような場面・組織で利用されていくことになるかについて、工場を有する企業にも参加頂き議論を行う。