2018年 3月22日 (木) 午後
知的環境とセンサネットワーク研究専門委員会/ヒューマンプローブ特別研究専門委員会
そこに住んだり滞在したりするだけで、自治体や企業等様々なステークホルダの生産する高付加価値情報の力が、その人の生活の質(QoL)を向上させてくれる街や都市を、オープン・スマートシティという。従来のスマートシティで目指されている都市エネルギーや交通渋滞の解消といったシティオフィスの視点からの都市リソースの最適化機能だけでなく、実空間情報を含むオープンデータの利活用を進めることによって、住民の視点からも、住民のQoLの向上に資するサービスや災害時の安心・安全の保障のためのサービスといった付加価値の高いサービスを容易に実現可能となるソーシャル・ビッグデータ利活用基盤が重要となってきている。そこで本セッションでは、ビッグデータ収集、流通、解析、応用の各技術に関する最新の研究成果と実証結果を示し、知的環境構築の観点からこれら技術の最新動向と今後の利活用について論じます。