2018年 9月12日 (水) 午後
ITS研究専門委員会
人がいきいきと生活する上でモビリティの確保が必要である。つまり、購買、通院、コミュニティへの参加などのためには移動が伴う。都市部においては元来、公共交通機関が充実していることに加え、昨今ではシェアリングサービスなども普及しつつある。一方、地方においては少子高齢化による生産年齢人口の減少によって公共交通機関の廃止などが相次ぎ、高齢者,免許を持たない若年者や障碍者などにとっては移動が困難な住みにくい環境となっており,都市部への人口流入に拍車をかけている.昨今それらの地域活性化を見据え,移動のみならず,移動を通じて社会とのつながりを向上させる様々なプロジェクト,取り組みが行われている.本依頼シンポジウムでは、地域活性化に取り組まれている地方自治体・公益財団法人・大学から講師の方々をお招き、地域活性化の現状や課題についてITSの観点から理解を深める。