2018年 9月14日 (金) 午前
有機エレクトロニクス研究専門委員会
近年、有機薄膜を用いた有機エレクトロニクスデバイスに関する研究が盛んに行われており、すでに大型有機ELテレビなどが上市している。有機材料がもつ高い蛍光収率、大きな光吸収係数など特有の性質は次世代の革新的デバイス開発に重要な要素の一つである。この材料を用いた発光デバイス、表示デバイス、太陽電池、センサなど多様なデバイス群が開発されており、さらにはフレキシブルデバイスやウェアラブルデバイスの最有力候補として有望視されていることから、デバイス技術の進展が必要不可欠である。本シンポジウムでは、様々な分野への応用展開が期待される有機エレクトロニクスデバイスの進展と、未来への展望について議論する。