2019年 9月10日 (火) 午後
C棟 2F C205講義室
信号処理
異常検知と教師なし学習は,電子情報通信の分野において極めて重要なテーマである。異常検知は,音・映像を問わず,設備の予兆保全,製品の出荷前検査,事件や災害の自動警報など,産業応用が非常に幅広く,Internet of Thingsの進展とともに今後ますます重要になることが期待される。もちろん,異常検知の基礎技術である,教師なし学習に関しても,同様に重要性が増している。これらのテーマは,古くから重要な課題として認識され,多くの研究がなされてきたが,近年の技術進展も目覚ましい。本セッションでは,今後ますます重要になる,異常検知と教師なし学習の最新の研究動向,および,各分野での実用化への取り組みについて,専門家がわかりやすく解説する。