2019年 9月10日 (火) 午後
C棟 4F C403講義室
コミュニケーションクオリティ
近年,様々な通信サービスの品質はサービス品質(QoS: Quality of Service)だけではなく,ユーザ体感品質(QoE: Quality of Experience)にも基づいて評価されるようになってきている.その理由は,同程度のQoSであったとしてもユーザの心理状態等様々な要因により,QoEが異なるためである.このように人間に依存するQoEを評価するために,生体情報や人間から得られる様々な情報が利用されている.本セッションでは生体情報を取得するためのデバイスや得られた情報の解析方法,そして応用例についての講演及び,QoEに影響する人間の心理や感情を明らかにする心理学的なアプローチについての講演によりこれまで行われてきたQoE評価手法について整理し,これからのQoE研究の可能性について探求する.