2019年 9月10日 (火) 午後
C棟 1F C102講義室
光エレクトロニクス
昨今のAIブームを背景に、ニューラルネットワークや組合せ最適化において不可欠となるアナログ演算処理を「光」を用いて高速かつ低消費電力に行うコンピューティング手法が再び注目を集めている。光を用いる論理演算(光コンピュータ)は、80~90年代に一度ブームを経験し、その後、ベクトル型や並列処理によるノイマン型計算機の進化に伴い、下火になった歴史がある。当時とは何が違うのか?今回のブームは本物なのか、はたまた、再び一過性のブームに終わるのか? 第一部では、過去の光コンピューティングブームを経験された著名な講師の方をお呼びし、当時の経験を振り返って頂くと同時に現在への提言を頂く。休憩を挟んで第二部では、最近の研究トピックスに関して、第一線で活躍される研究者に最新の成果を紹介頂く。最後にパネル討論を通して、課題と期待を議論したい。