2017年 3月23日 （木） 午後
安全・安心な生活とICT研究専門委員会
ICTの進展は、リアルタイム性を持ちより複雑で緻密な情報の処理や共有を可能とし、安全・安心な社会の実現により多くの貢献が期待されている。最近の東日本大震災や熊本大地震などにおいて、人的・物的資源の不足から、応援体制の確立のみならず、応援を受ける側の体制やどういう支援が必要なのか等の情報提供等の受援力の重要性が指摘されているが、様々な局面や立場に応じた応援・受援体制の確立に向けた情報連携の適切なあり方について十分に解明されていない。本セッションでは、産官学の各立場から専門家ならびに実務者の参画のもとで、発生が予想される南海トラフ大地震を対象に広域・大規模災害時の応援・受援を効果的に実現するために必要な情報連携のあり方を模索する。