2019年 3月20日 (水) 午前
アンテナ・伝播研専、無線通信システム研専 共催
第5世代移動通信システム(5G)に関する様々な検討が国内外で進められている。5Gは、超高速・多数接続・超低遅延という特徴を持つ次世代の移動通信システムであり、スモールセル化や高周波数帯の適用など、電波伝搬研究としても新たな無線環境における特性の把握が必要となる。また、5Gでは、IoTを含むこれまでにない新たなサービス・アプリケーションの実現が期待されており、伝搬特性の検討においてもこのような点を踏まえる必要がある。現在、2020年の5G商用化に向けて、5G総合実証実験が行われている。本セッションでは、この総合実証実験の中で行われた伝搬特性の実験・検討結果を提示して頂き、その結果について議論する。