2019年 3月20日 (水) 午後
無線通信システム研専、アンテナ・伝播研専 共催
第5世代移動通信システム(5G)の商用化に向けて,世界中で5Gの商用システム開発が佳境を迎えている.また,5Gのさらなる進化に向けた研究開発も行われている.日本では,総務省が2015年度から「電波資源拡大のための研究開発」において5Gの研究開発を開始し,さらに,その成果を活用し,2017年度からは5Gの大容量・超高速,低遅延・高信頼,多数同時接続の特徴を活用した5Gシステムの総合実証試験も開始された.本依頼シンポジウムセッションでは,2018年度の5G総合実証試験について,請負機関から具体的な試験内容及び結果をご紹介いただくとともに,聴講者の皆様と5Gサービス実現に向けた技術的な課題や将来的な無線アクセス技術の発展について学術的な観点で議論を行う.