2020年 3月17日 (火) 午後
工学部 講義棟1F 114講義室
システム数理と応用研専
ビックデータ時代の現代において,データ科学の重要性は様々な分野で認識されてきている. データ科学は統計学,情報科学,物理学等の様々な学術分野の境界領域であり,これらの分野が互いに刺激しあうことで発展を遂げている. 特にデータ科学実現への統計物理学の貢献は大きく, モンテカルロ法・平均場近似等の統計物理由来の計算法は今では一般的なデータ科学手法として定着している. 本企画セッションでは統計物理を背景にもつ若手研究者を集め,データ科学への統計物理的アプーローチについて講演する予定である. 物理学と工学・情報科学との交流を図り,データ科学の新しい発展を目指すのが本企画セッションの狙いである.