2021年 9月17日 (金) 午後
Zoomによるオンライン開催
光通信システム研専、光エレクトロニクス研専、レーザ・量子エレクトロニクス研専 共催
情報通信技術がますます高度化する中、近年、量子技術を用いたコンピューティングや暗号応用に関して世界中の研究機関の検討が活発化している。古典物理をベースにした現在の技術を大幅に上回るブレイクスルー技術の誕生が期待されている。国際標準化機関(ITU-T)においても、量子鍵配送をサポートするネットワークに関する文書(Y.3800)の制定など、最近では学会における学術的な報告に加えて実用展開に向けての動きも活発になってきている。本セッションでは、通信および情報処理などへの実応用を見据えた光を用いる量子技術の最新の研究を紹介する依頼シンポジウムを行い、情報共有並びに将来の情報技術の更なる発展を促進する。