2021年 9月15日 (水) 午後
Zoomによるオンライン開催
ヘルスケア・医療情報通信技術研専
医療機関内における無線通信はチーム医療を支え、感染症対策における非接触の実現にも寄与する。医療機関で用いられる主な無線通信システムとして、携帯電話、無線LANと並び医用テレメータ(心電図モニタ)がある。 しかし近年、無線通信における問題が多く、医用テレメータでは、アンテナケーブルを敷設する空間や壁を超えるための措置等での問題が顕在化した。これは、医用テレメータが建築完了後に設置されることに起因すると考えられ、建築の初期段階からの対応が求められる。そこで、日本建築学会がガイドラインを作成し、要配慮点を取りまとめた。 本セッションはこのガイドラインを紹介し、通信工学の観点から有効な活用を図るべく議論する。