2022年 3月17日 (木) 午後
Zoomによるオンライン開催
回路とシステム研専
電子には”電荷”と共に荷電粒子が角運動量を持つことによる”スピン角運動量(スピン)”の性質がある。最近、シリコン上に外部磁場を用いずにスピン演算を行えるデバイスや量子コンピューティングへのスピン応用などの発表も相次いでいて、電子スピンの回路とシステムへの応用が注目されている。この背景を踏まえ、電子スピンの回路とシステムへの応用について、本企画セッションでは電子スピンとは何かに始まり、半導体スピンデバイスの最先端の開発状況、スピントロニクス応用としての電子顕微鏡による磁場計測、スピンを用いたデバイスとしてのSTT-MRAMなどについて論じ、さらなる電子スピンの応用について討議していきたい。