2022年 9月7日 (水) 午後
Zoomによるオンライン開催
エレソ特別企画セッション
電波と光波の境界領域の周波数帯であるテラヘルツ帯は、広い周波数帯域を活用した次世代無線通信の利用が期待されている。しかし、「テラヘルツギャップ」と呼ばれるようにエレクトロニクスとフォトニクス、いずれに対しても難しい技術領域であり、高効率・低消費電力でテラヘルツ波の発振・増幅・検出可能なデバイス・回路や、伝搬損失の影響を抑制する指向性アンテナやビームステアリングなど、ハードウェアに関する様々な技術的課題がある。これらの課題解決には、これまでの無線通信と光通信の知見や技術を活用した新たな技術(無線・光融合基盤技術)の創出が重要と考えられる。このシンポジウムでは、無線・光融合基盤技術に関わる先端的な取り組みを紹介し、今後の技術開発の方向性について議論する。