2023年 3月9日 (木) 午後
芝浦工業大学 大宮キャンパス(ハイブリッド開催)
環境電磁工学研専
近年,クラウドやAIの活用が現実となり,Society5.0 for SDGs(持続可能な開発目標)の実現のために身の回りの多くの機器が電子回路を搭載し,通信・制御機能を持つようになった.このようなディジタルトランスフォーメーション(DX)が進む社会では通信速度の要求に伴う使用周波数の上昇は避けられず,ミリ波帯までの利用が拡張されてきている.これに伴って,機器の制御の高度化を目指して実装されるコンポーネントの信頼性や安全性は非常に大きな課題となる.利用者のニーズによる機器の省電力・小型化やワイヤレス化は更に進むため,様々なEMC(Electro-MagneticCompatibility,電磁両立性)技術の開発とその定量的な評価法の確立が必要不可欠である. 本企画セッションでは,電磁波制御技術の最新の開発事例・応用例,更には定量的な評価法について幅広い領域からのEMCに関する知見と技術についてご紹介する。同テーマの和文論文誌B特集号(2021年6月号)より依頼した講演者にご登壇いただく。