開催日 | セッション名 | 提案委員会 | ||
---|---|---|---|---|
3月19日・20日 | DK-1 学生ポスターセッション 【一般公開】 | ISS技術会議 | ||
【概要】 情報・システムソサイエティでは、学生の斬新な研究やチャレンジ精神あふれるユニークな研究を、発表してもらう特別企画「学生ポスターセッション」を2005年から開催しています。本企画では、既にまとまっている研究ではなく、着手段階、途中段階の研究を対象とし、発表者と聴講者が活発に討論することによって「学生と社会人とが交流する場」を提供することを目的としています。なお発表は、情報・システムに限らず全ソサイエティの分野を受け付けます。また本企画では、優れた発表数件を厳正な審査により選出し、優秀ポスター賞として表彰致します。 |
||||
3月19日 午後 | TK-4 日本機械学会-電子情報通信学会合同特別企画 ~5G・IoT時代のキカイ~ 【一般公開】 | 企画戦略室 | ||
【概要】 5G・IoT時代に向けて、工作機械の遠隔制御や自動運転の衝突防止など、今後の機械は通信ネットワークを介したクラウドとの協調処理によるインテリジェント化が期待される。本企画では、日本機械学会の機械工学の専門家らと信学会の通信、基礎・境界の専門家らが、機械・通信制御の融合領域に関するR&D事例について発表を行なう。また、5G・IoT時代に向けた両学会間の今後の連携について議論を行なう。 |
||||
3月19日 午後 | TK-7 AI時代の教育と学会の役割 【一般公開】 | オープンコール | ||
【概要】 教育と人材育成は学会の重要な役割である。大震災後の総合大会においてアクティブ・ラーニング、博士人材育成などをテーマに取り上げ、高校の先生をも招いてシンポジウムを開催、学会のできる事について意見交換した。今回はこれに続いてSTEM教育、コンピュータ科学、プログラム思考など、学会会員により身近なテーマを取り上げ、2年前から制定された教育優秀賞や教育功労賞の受賞者とともに、「社会に開かれた教育課程」への参画を中心に教育改革に向けて学会の役割を考える機会とする。 |
||||
3月19日 午後 | AK-1 異なる言語間における認知的機序の差異――翻訳学と認知諸科学との接点を探る―― 【一般公開】 | 思考と言語研専 | ||
【概要】 住所表記の順序や話手と聞手との間での発話方向が、言語間で異なることがある。あるいは、5Wsの情報配列が異なる言語で違っていることがある。絶対的と思い込んでいた基準が、実は相対的であったことを自覚する。このような異なる言語間における認知的機序の差異について、翻訳学と認知諸科学とから協同的なアプローチを試みる。 |
||||
3月19日 午後 | AK-2 高齢者の活躍ー光輝会の活動に向けて 【一般公開】 | 光輝会 | ||
【概要】 2018年3月、高齢研究者の活動促進・支援の場としての”光輝会”が産官学の有力者の発起の下スタートした。この活動の一環として、2019年5月から本学会の特別研専としての活動が御認め頂いた。今回、企画セッションを設ける事を通して広くこの活動を知っていただく事を目的に提案させて頂いた。 |
||||
3月19日 午後 | AI-1 回路とシステムの研究を「社会実装」するまで 【一般公開】 | 回路とシステム研専 | ||
【概要】 安価なデザインツールやデジタルファブリケーションによって、誰でも「作り手」になれるメイカームーブメントは、3Dプリンタやレーザカッターによるデジタル工作のみならず、PCB設計製造、さらには個人でのLSI試作など多方面に渡っている。またそれらは趣味の範疇にとどまらず、無数のハードウエア・スタートアップと呼ばれる起業にもつながって社会実装され、確実に従来からの産業構造を補完する存在となりつつある。 本シンポジウムでは、このような背景を踏まえ、アイディアを机上の研究にとどめず、趣味から製品、さらには起業という多様な形態で社会実装するまでの過程の具体例を紹介し、研究を「世に出す」ことで、知の社会への還元につなげることの意義とその可能性について議論する。 |
||||
3月19日 午後 | AI-3 環境計測と信号処理 | 信号処理研専 | ||
【概要】 環境から得られる情報を測定する環境計測の分野においては,得られたデータから有意義な情報を抽出するため,これまでに培われてきた種々の信号処理の技術が幅広く応用されている.本セッションでは,自然や人流などの計測に関わる最新の知見を紹介し,次世代の信号処理に求められる課題を共有する. |
||||
3月19日 午後 | AI-4 IoT及びビッグデータ時代におけるシステム数理の応用事例 【一般公開】 | システム数理と応用研専 | ||
【概要】 IoT及びビッグデータ時代においては機械学習を中心としてさまざまなアプリケーションが誕生している.これらのアプリケーションを実現する,また連係させて大きなシステムとして組上げるためにシステム数理手法は不可欠である.実システムの運用事例を中心にシステム数理の応用に関する招待講演者を招き,聴講者とともにシステム数理の現状を考察する. |
||||
3月19日 午後 | BCI-1 空間分割多重伝送システム用光デバイス技術 | 光通信システム研専、光エレクトロニクス研専、光通信インフラの飛躍的な高度化に関する特別研専 共催 | ||
【概要】 シングルモードファイバ一本当たりの伝送可能容量は100Tb/s程度が限界と予想され、この容量限界を打破するために空間分割多重(SDM)技術が検討されている。これまで、マルチコアファイバや数モードファイバといったSDM用ファイバが盛んに報告されてきた。一方で、SDMネットワークの構築には空間チャネルの制御技術が必須であり、近年SDM用光デバイス技術に注目が集まっている。本セッションでは、大容量かつ柔軟なネットワークの構築・制御を可能とするSDM用光デバイス技術(光増幅器、光入出力、光スイッチ等)に関する依頼シンポジウムを行う。各種光デバイス技術の研究動向を共有することで、光ファイバ通信システムの更なる発展を促進する。 |
||||
3月19日 午後 | BI-6 IoT/V2X/サイバーフィジカルシステムに向けたコミュニケーションクオリティ | コミュニケーションクオリティ研専 | ||
【概要】 近年のIoT/V2X/サーバーフィジカルシステムの進展に伴い、情報通信ネットワークに求められる品質が複雑・多様化してきている。その中でCQ 研では、2018 年3 月に「IoT: Getting Out of Hype Cycle ハイプからの脱却」と題した分野横断型のワークショップを開催し、IoT 分野の最先端のビジネス成功事例や今後の更なる発展に向けた技術課題について議論した。本シンポジウムでは、本議論を発展させ、特にIoT/V2X/サイバーフィジカルシステム向けのコミュニケーションクオリティにフォーカスし、自動車、工場等での自動搬送機やロボット、ドローン、各種センサ等のネットワーク化に向けた課題を明らかにした上で、IoT 時代に必要とされるコミュニケーションクオリティ技術について議論する。 |
||||
3月19日 午後 | BI-8 IoTと光ファイバセンシング | 光ファイバ応用技術研専 | ||
【概要】 近年、IoTは、社会の様々なシーンでの適用が広まっています。中でも、センサを用いた監視技術は大きく増加しており、現在、様々なセンサが用いられています。一方、光ファイバセンシング技術は、その柔軟性から、IoTへの適用が期待される技術と考えます。本テーマでは、IoTでの適用が期待される光ファイバセンシング技術の最新動向を知ることにより今後の研究に役立てることを目的とします。 |
||||
3月19日 午後 | BI-11 情報ネットワークとその科学 ―最新研究動向と今後に向けて― 【一般公開】 | 情報ネットワーク科学特別研専、情報ネットワーク研専 共催 | ||
【概要】 情報ネットワークは世界のあらゆるものをつなぐ社会基盤となり,伝統的な学術的アプローチのみでの問題解決が徐々に困難になっています.情報ネットワーク科学 (NetSci) 特別研究専門委員会は,数理・物理・社会・経済など様々な学問領域からの学際的アプローチに先駆的に取り組んできました.2019年度には,さらなる発展を目指し,情報ネットワーク (IN) 研究専門委員会と統合を計画しています. 本企画セッションは,これまでの振り返りと今後に向けたキックオフの場として,通信,ネットワーク,計算機科学,複雑系などの分野で活躍するトップ研究者によるパネル討論を行い,これまでの研究活動を振り返るとともに,情報ネットワークの今後の発展を支える課題を議論します. |
||||
3月19日 午後 | BI-12 情報指向通信の未来へ向けた課題 | 情報指向ネットワーク技術特別研専 | ||
【概要】 近年、情報のコンテンツ名を用いてネットワーク内で効率的な情報流通を実現する「情報指向ネットワーキング技術(ICN: Information-Centric Networking)」が注目されており、その活用方法に関する議論が進められています。一方で、様々な通信技術の恩恵により、我々は既に、どこに居ても、様々な情報にアクセスできる世界に生きています。ICNは、静的なデジタルコンテンツのみでなく、処理機能、法的保護が必要な情報(個人情報や行動履歴、著作物、信書など)、動的生成情報(統計情報やキュレーションなど)、仮想空間情報(VR/AR)、感覚情報(触覚、臨場感など)等々、現在の通信技術や法律では扱いが難しい様々な”情報”を流通させる基盤技術として期待されています。情報しかし、そのためには様々な課題を乗り越える必要があります。そこで、本セッションでは、ICNが既存の通信技術を越えて、将来の情報流通基盤となるための課題を議論します。 |
||||
3月19日 午後 | CK-1 エレクトロニクスソサイエティ プレナリーセッション 【一般公開】 | エレクトロニクスソサイエティ 運営委員会 | ||
【概要】 エレクトロニクスソサイエティ会長挨拶に続き、東京工業大学・武重竜男先生による特別講演「特許出願技術動向と知的財産戦略」を行う。セッション後半では、エレクトロニクスソサイエティ活動功労賞の贈呈、エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞の贈呈、新シニア会員の紹介を行う。 |
||||
3月19日 午後 | CT-1 最先端分野を切り拓く超伝導センサー・検出器技術の最新動向 | 超伝導エレクトロニクス研専 | ||
【概要】 量子情報分野、生体計測・医療分野、材料分析分野や電波天文分野などの最先端分野を切り拓くうえで、超伝導センサー・検出器技術は重要な位置を占めています。超伝導単一光子検出器、超伝導量子干渉デバイス、力学インダクタンス検出器など超伝導現象を利用した超伝導センサー・検出器技術に焦点を当て、その大規模化やシステム化技術も含めてわかりやすく解説します。 |
||||
3月19日 午後 | CI-3 半導体レーザやLEDを用いた光給電技術 | レーザ・量子エレクトロニクス研専 | ||
【概要】 通信の無線化拡大の一方で,給電配線が機器・応用の制限になっている.光無線給電は長距離・小型・電磁雑音無などの特徴から,多様な・新たなシステムへの展開が期待される.さらに,光ファイバ給電も,通信と併用するサージ影響のない遠距離までのシステム構築が期待される.これらの光給電技術について,半導体レーザ・LED・受光デバイスなどの要素技術から応用などの最新動向を議論する. |
||||
3月19日 午後 | DT-1 パターン認識・メディア理解技術の他分野への応用 ~AIの社会活用に向けて~ 【一般公開】 | パターン認識・メディア理解研専 | ||
【概要】 近年、人工知能の社会活用として、パターン認識・メディア理解の技術が幅広い分野に浸透し始めている。本セッションでは、最先端の研究をされている著名な研究者にご登壇頂き、画像認識に関する深層学習の活用方法、コンピュータグラフィックスやハードウェアへの展開など、様々な分野への応用事例を紹介する。 |
||||
3月20日 全日 | TK-6 「目の前の壁を越えろ!」 -電線を通さずに電力を伝えよう- 【一般公開】 | 無線電力伝送研専 | ||
【概要】 本学会では2018年のソサイエティ大会以降、従来の研究発表セッションに加えて、新しいジャンルの「コンテストセッション」を創設しました。ワイヤレス給電(WPT)はスマートフォンや電気自動車などへ非接触で電力供給できる技術として広い分野への応用が期待されており、これからのスマート社会を実現するために不可欠な技術です。本コンテストでは、WPTのメリットの1つである、「貫通孔を設けなくとも、障壁の向こうに電力伝送ができる!」をアピールすべく、ガラスや木材、さらに水分層や土壌、コンクリートを介して、非接触でも電子機器に電力供給できることをプレゼンする、いわゆる、アイディア対決を行います。これにより、建築・ 土木業界を始め医療分野等にもWPT技術が役立つことをアピールし、広範な分野で新たなイノベートの創成を促すことを目標としています。優秀アイディア作品に表彰を行います。コンテストの参加者は自由な発想のもと、WPTの適用方法・要素技術・システム設計技術・最適化技術・実装技術などの優位性・独創性を自らの作品を通じてアピールしていただきます。観覧者の方々には様々に工夫を凝らした作品をご覧いただくと共に、将来のイノ ベートの種を発見していただければ幸いです。会員でない方も無料で本セッションを見学可能です。是非ご参加ください。 |
||||
3月20日 午前 | NK-1 フェロー記念講演会 | 非線形問題研専 | ||
【概要】 中央大学教授 山村清隆先生と,東北大学教授 堀尾喜彦先生へのフェローの称号授与を記念してお二方を講師にお招きし,それぞれご専門の非線形システムの設計・解析手法に関するご研究と,ブレインモルフィックコンピューティングに関するご研究について講演して頂きます.本講演では,非線形分野,情報処理分野の研究を推進する若手研究者の参考となるべく,フェロー贈呈の対象となったご研究の紹介に加えて,研究の着想や取組姿勢,研究の成功を左右したエピソードなども披露していただきます.研究紹介においては,非線形システムの解析,及びブレインモルフィックコンピューティングに関するチュートリアルとなるべく,高い評価を受けている講師の理論と解析手法,ハードウェアの設計に用いられる手法などが分かりやすく解説されます. |
||||
3月20日 午前 | AP-1 計測セキュリティと今後の方向性 - 攻撃と評価の螺旋的発展 【一般公開】 | ハードウェアセキュリティ研専 | ||
【概要】 センサ等のハードウェア機能に対する脅威への対抗「計測セキュリティ」分野の技術動向と今後の方向性に関するパネルセッションを開催する。フィジカルセンサーの俯瞰、攻撃の実例と対策の紹介等を行う。 |
||||
3月20日 午前 | BK-1 論文の書き方講座 【一般公開】 | 通信ソサイエティ編集会議 | ||
【概要】 論文の最も基本となる目的は,読者に対し,論理的に積み上げていくことで,その論文の主張を導くことである.しかし,そのような論文を書くことは難しく,論文の書き方の上達にはある程度の時間と継続的な執筆指導の努力が必要である.通信ソサイティでは,論文の書き方を広く深く会員に浸透させるために,2009年3月から大会に合わせて「論文の書き方講座」を開催してきた.今回も同様に継続して開催する. |
||||
3月20日 午前 | BP-2 スマート無線イノベーション | スマート無線研専 | ||
【概要】 無線通信が大きく発展してきた今日、社会課題解決のためのスマートな無線を実現するイノベーションが希求されている。イノベーションとは、既存のモノや技術の新しい組み合わせにより為されるという捉え方もある。そこで、無線技術は今後どこへ向かうべきなのか、また状況に応じてスペクトラムを柔軟に利活用し最適化を図るというスマート無線の特性を、どんな技術と組み合わせることで新たな社会価値創造に結び付けられるのか、を考えていく。スマートシティなどのシナリオを想定し、マルチモーダル通信やV2X技術なども視野に、市場環境からハード・ソフト実現技術の課題も含めて議論する。 |
||||
3月20日 午前 | BI-1 【5G Day】 Part I, 5G通信環境における電波伝搬特性 | アンテナ・伝播研専、無線通信システム研専 共催 | ||
【概要】 第5世代移動通信システム(5G)に関する様々な検討が国内外で進められている。5Gは、超高速・多数接続・超低遅延という特徴を持つ次世代の移動通信システムであり、スモールセル化や高周波数帯の適用など、電波伝搬研究としても新たな無線環境における特性の把握が必要となる。また、5Gでは、IoTを含むこれまでにない新たなサービス・アプリケーションの実現が期待されており、伝搬特性の検討においてもこのような点を踏まえる必要がある。現在、2020年の5G商用化に向けて、5G総合実証実験が行われている。本セッションでは、この総合実証実験の中で行われた伝搬特性の実験・検討結果を提示して頂き、その結果について議論する。 |
||||
3月20日 午後 | TK-1 100年後の電子情報通信技術 【一般公開】 | |||
【概要】 100年後の電子情報通信技術について、電子情報通信と数学、量子コンピューティング、スポーツと情報などの観点から、ソサエティをまたいだ議論を行う。 |
||||
3月20日 午後 | TK-2 2020年へのICT化推進 ~東京オリンピック・パラリンピックに向けて~ 【一般公開】 | 規格調査会、ICT分野における国際標準化と技術イノベーション特別研専 共催 | ||
【概要】 2020年東京オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典であると同時に、日本の優れたICTを世界に発信する絶好のチャンスとして期待されており、社会や生活を変革するイノベーションがもたらされる契機でもある。本セッションでは、東京オリンピック・パラリンピックが開催に向けたICT標準化に関する技術動向、利活用の取組状況について紹介するとともに、それらを国際標準化の枠組みを用いてどのようにビジネスに結び付けていくかについて考察し、2020年以降を見据えたICT標準化の今後の展望と対処について議論を深めたい。 |
||||
3月20日 午後 | TK-3 グローバル人材の発掘と活用 【一般公開】 | 国際 | ||
【概要】 企業と大学関係者による企業・大学が求めるグローバル人材像の講演に続き、国際セクションの代表者を交えて留学生をはじめとするグローバル人材を育成・活用するにあたって、日本の課題について議論する。 |
||||
3月20日 午後 | TK-5 土木学会ー情報処理学会-電子情報通信学会合同特別企画 ~IoT/AIを活用したスマートメンテナンス~ 【一般公開】 | 企画戦略室 | ||
【概要】 企画戦略室では、信学会の新たな活動として、ICTのユーザ側の研究者とのコラボレーション活動を推進している。本企画セッションは、土木学会(土木情報学委員会)、情報処理学会と信学会の共催とし、AI技術やIoTを活用した状態基準保全・保守の省力化に関する最新研究を紹介する。 |
||||
3月20日 午後 | AI-5 電力自由化とシステム数理 【一般公開】 | システム数理と応用研専、電気学会 電子・情報・システム部門 共催 | ||
【概要】 国内における電力自由化では,従来の電力技術分野で研究されてきた技術とは異なるシステム数理が必要とされている.事業会社・メーカーからいくつかの事例をご紹介いただくとともに,同分野における数理技術の動向を考察する. |
||||
3月20日 午後 | AI-6 科学技術者コミュニティと軍事研究:軍民両用技術と科学技術の価値 【一般公開】 | 技術と社会・倫理研専 | ||
【概要】 科学技術者コミュニティは軍事研究にどう向き合うべきか、現代日本の問題として、哲学・倫理学・科学技術社会論等の論者とともに討論・考察する。日本学術会議は、科学者の戦争協力への反省に立ち、科学者集団の自律性の理念から軍事研究への関与を戒めてきた。しかし、科学技術の発展・高度化とともに、軍事・民生ともに応用される両用技術が注目され、基礎科学者も軍事研究と無縁でないと疑われるようになった。また、2015年「安全保障技術研究推進制度」が発足し、大学・公的研究機関は競争的資金に依存する中で対応を迫られている。技術系学協会を含む科学技術者コミュニティが軍事研究にどう向き合うべきか複数の視点から議論する。 |
||||
3月20日 午後 | AI-7 サービスとしてのモビリティ「MaaS」の可能性 【一般公開】 | ITS研専 | ||
【概要】 2014年以降急速に世界中で高まるモビリティ分野における変革の波が起こり始めている。移動を個々の交通手段でなくサービスとしてとらえる考え方Mobility as a Service (MaaS)である。MaaSの定義は盛んに議論されておりまだ定まってはいないが、次世代のITSとなりうるものである。MaaSでは、個々の移動手段ではなく、最終的な(End-to Endのインターモーダルな)移動というサービスに対して(統合的に)予約がなされ費用が支払われるプラットフォームで実現される構造となる。この実現には当学会が主分野とするICTが中心的な役割を演ずる。本依頼シンポジウムでは、MaaSに関する講演およびパネル討論を通じて参加者の理解を深め、会員の研究の促進に資することを目的とする。 |
||||
3月20日 午後 | BP-3 短距離無線を使った位置推定技術の最新動向 | 短距離無線通信研専 | ||
【概要】 IoTが普及する中で、ヒトの安全管理やモノの位置管理を目的に、 Bluetooth, BLE, Wi-Fi等の近距離無線を使い、 その位置を正確に知るニーズが高まっている。 しかしながら、屋内では、伝搬路の反射や遮蔽、ヒトやモノの 動き、および、他システム干渉等により、要求される位置推定精度を 満足するのは難しい。 短距離無線を使った位置推定技術の最新動向について講演するセッションを企画する。 |
||||
3月20日 午後 | BT-1 マイクロサービス時代の運用管理 【一般公開】 | 情報通信マネジメント研専 | ||
【概要】 近年ではマイクロサービス化が進み、アプリケーションの開発スピードが年々加速している。それに伴いインフラでは Kubernetesを代表とするコンテナのオーケストレーションツールにより、自動デプロイやオートヒーリング、無停止運用などが可能となっている。しかしながら、それらを実際に運用するとなると、単純にオートヒーリングといえど、サイレント故障についてはどのように対処するかなど、様々な課題が存在する。本セッションでは実際にそれらの課題を解決し、運用、利用されている研究者や運用者に利点や課題、今後の展望等を講演していただく。 |
||||
3月20日 午後 | BI-2 衛星・航空機・ドローンを用いた無線・通信・画像処理に関する最新技術と応用事例 | 衛星通信研専、宇宙・航行エレクトロニクス研専 共催 | ||
【概要】 近年,衛星・航空・ドローン画像の高精細化や無線・通信技術の高度化が進み,上空からの画像やセンシング情報を利用による新しい商用価値の創出や,これまで以上に安心・安全な社会の実現が期待されている.衛星・航空機・ドローンを用いた無線・通信・画像処理に関する最新技術およびその応用事例等について議論する依頼シンポジウムを提案する.今後の利用の広がりが期待される応用事例を以下に示す. ①防災:がけ崩れ等の自然の異常な変異等を検知・発信.水害等の災害範囲の把握. ②都市計画:建物の建築や取壊し,空き家の状況,農地の作付け状況等の変化を把握. ③農業:作付けや収穫の時期の把握.病気を発見.ドローン自律飛行や農機具自動操縦等. ④マーケティング:建物の築年数や交通状況等を把握。不審船の監視など. |
||||
3月20日 午後 | BI-3 5G・IoTにおける電波資源有効活用のためのネットワーク技術革新的進化 【一般公開】 | 通信方式研専、ネットワークシステム研専 共催 | ||
【概要】 多種多様な規格かつ莫大な数のIoT機器が無線ネットワークに接続され、様々な事業者によるサービスの提供に対応するため、ネットワーク仮想化技術やプラットフォーム技術等の応用が期待されている。特に、これら技術を応用し、無線システムの周波数利用効率の拡大に向けた空間的・時間的に格段に緻密な電波利用を実現する有無線ネットワーク統合制御技術の研究開発を行っている。本企画セッションでは、本研究開発において、物理層、仮想化層、さらにそれらを模擬するエミュレーション/シミュレーション基盤について、6つの課題と課題間の連携にに関する取り組みについて紹介する。 |
||||
3月20日 午後 | BI-4 【5G Day】 Part II, 5Gシステム総合実証試験の成果と将来への発展 | 無線通信システム研専、アンテナ・伝播研専 共催 | ||
【概要】 第5世代移動通信システム(5G)の商用化に向けて,世界中で5Gの商用システム開発が佳境を迎えている.また,5Gのさらなる進化に向けた研究開発も行われている.日本では,総務省が2015年度から「電波資源拡大のための研究開発」において5Gの研究開発を開始し,さらに,その成果を活用し,2017年度からは5Gの大容量・超高速,低遅延・高信頼,多数同時接続の特徴を活用した5Gシステムの総合実証試験も開始された.本依頼シンポジウムセッションでは,2018年度の5G総合実証試験について,請負機関から具体的な試験内容及び結果をご紹介いただくとともに,聴講者の皆様と5Gサービス実現に向けた技術的な課題や将来的な無線アクセス技術の発展について学術的な観点で議論を行う. |
||||
3月20日 午後 | BI-7 フォトニックネットワークの現在と夢のある未来に向けて | フォトニックネットワーク研専 | ||
【概要】 IoTや5Gなどの無線通信技術の発展の一方で、コアを支える光ネットワークの重要性も増してきています。本企画セッションでは、15周年を迎えたフォトニックネットワーク研究会が扱っているトピックの中から、フレキシビリティをキーワードに光ネットワーク制御や光ネットワークノードを中心に最新研究開発成果を講演して頂きます。また、後半では、フォトニックネットワークの未来に向けて、フォトニックネットワークが拓く夢のある未来を議論するとともに、その夢実現に向けたデバイスやネットワーク、アプリケーション技術などの講演をして頂きます。 |
||||
3月20日 午後 | BI-10 仮想ネットワークの運用・管理・制御の自動化技術 【一般公開】 | ネットワーク仮想化特別研専 | ||
【概要】 今後、5G・IoTの急速な普及に伴い、サービス毎に多様な要件が発生するとともに、ネットワークに繋がる端末数が時々刻々と変化したり、障害発生等でサービスを提供するためのリソースの状況が変化することが予想される。それらに対応するためのネットワーク仮想化およびソフトウェア化が加速すれば、運用・管理データの増大やシステム複雑化、およびネットワーク設計や再構成等の複雑化が課題となり、結果的に既存の人手による運用手法では迅速なサービス提供や、障害発生や通信量変動への早期対応が困難となる。従って、なるべく人手を介さず、AI技術等も活用して、各サービスを提供するための仮想ネットワークの構築・制御・運用管理の自動化を図っていく必要がある。本企画では、仮想ネットワークの運用・管理・制御の自動化技術にフォーカスし、そのために必要な要素技術や取り組み等について議論を深める。 |
||||
3月20日 午後 | CI-2 高速光変調技術のブレークスルー | 光エレクトロニクス研専、レーザ・量子エレクトロニクス研専、集積光デバイスと応用技術特別研専 共催 | ||
【概要】 データセンター等における急激な通信需要の増大により、テレコム、データコム、インターコネクトとも一層の伝送容量の拡大が求められている。実現の手段として、近年、多値化や空間多重の技術に著しい進展があった一方、限界も見えてきている。容量拡大のもう一つの手段として、高速化技術が再度注力されるようになってきた。本シンポジウムにおいては、光変調技術として、直接変調レーザ、電界吸収変調、位相変調等の様々な光変調技術の高速化に関して、原理、材料から、ドライバーIC、消費電力、コストまで多角的に展望し、ブレークスルー技術をあらわにする。 |
||||
3月20日 午後 | CI-5 IoTで実現するアプリケーションとデバイスの未来 | 集積回路研専 | ||
【概要】 IoT技術は,社会システムの根幹を担う高いポテンシャルを有している.しかし,裾野が広い分野であり,具体的なアプリケーションが見えにくい課題がある.また,大量のデータを収集・分析・情報化するIoTを活用した新たな技術開発においては,多種・多様な信号処理技術と回路技術の融合が極めて重要になることが予測できる.したがって,アプリケーションに応じた高度な信号処理技術や低消費電力化技術,またシステム構築技術が強く求められる.そこで,本セッションでは将来のIoT社会を支えるアプリケーション事例と,それを支えるIoTデバイスの技術課題,最新技術,および今後の技術動向を,システム,応用,そして集積回路設計技術の多方面から議論する. |
||||
3月21日 午後 | BP-1 5G研究開発の最新動向と更なる発展に向けた挑戦 【一般公開】 | 無線通信システム研専 | ||
【概要】 第5世代移動通信システム(5G)の商用化に向けて,世界中で5Gの商用システム開発が佳境を迎えている.また,5Gの更なる進化に向けた研究開発も行われている.日本では,総務省が2015年度から「電波資源拡大のための研究開発」において,5Gの大容量・超高速,低遅延・高信頼,多数同時接続等の性能を実現する要素技術に関する研究開発を進められてきた.本パネルセッションでは,日本の5G研究開発を牽引されている方々から最近の研究成果をご紹介いただくことで最新の動向を把握するとともに,聴講者の皆様と,5G研究開発の残課題及び5Gの更なる発展(B5Gなど)に向けた技術的な挑戦について議論を行う. |
||||
3月21日 午後 | BI-5 こんなところにも通信技術が?! | 通信方式研専、コミュニケーションクオリティ研専 共催 | ||
【概要】 通信技術は本来は人と人とのコミュニケーションのために創られた技術だが、その有り余る能力は、人と人とのコミュニケーションにとどまらず、さまざまに応用されている。そのような通信技術の多岐に渡る適用および応用例について、本企画セッションでは、通信以外の利用目的も含めその可能性について広く深く探求する。 |
||||
3月21日 午後 | BI-9 スマート社会を築くセンサネットワークとモバイルインテリジェンス | 知的環境とセンサネットワーク研専、モバイルネットワークとアプリケーション研専 共催 | ||
【概要】 スマート社会に代表されるインテリジェントな環境を築くため,モバイルセンサが重要な研究開発領域の一つと考えられる.本企画セッションは,情報通信技術の研究開発やビジネスが他分野と今後どのように関わり合うべきかという方向性の明確化のため,多様な分野の現状把握,研究課題の共有を目的とする.モバイルという視点で運転,航海,センシング対象として下水道,大気,水産に関連する講演を依頼する. |
||||
3月21日 午後 | CK-2 21世紀社会における日本のエレクトロニクスを支える博士人材育成 【一般公開】 | 日本学術会議、会議電気電子工学委員会、デバイス・電子機器工学分科会 | ||
【概要】 持続可能な開発目標(SDGs)2030アジェンダの達成には我が国のエレクトロニクス分野の果たす役割が大きい。IoTやAI等の新技術の研究開発だけではなく、医療、環境エネルギー、安心安全といった様々な分野におけるエレクトロニクスの新展開が不可欠となる。その実現には、基礎研究によるイノベーションシーズの創出だけではなく、そのシーズを大企業での実用化やベンチャー起業等により社会実装に繋げていかなければならない。そのような研究開発の現場で活躍できる博士人材の育成が我が国の将来を決めると言っても過言ではない。本シンポジウムでは、産学連携による新しい博士人材育成に関して議論を深める。 |
||||
3月21日 午後 | CK-3 Thailand-Japan Microwave (TJMW) 2018 優秀発表賞特別セッション 【一般公開】 | マイクロ波研専 | ||
【概要】 マイクロ波研究会では、タイおよびベトナムをアジアのマイクロ波関連研究者・会員の開拓および技術協力拠点の一つと位置づけ、2009 年よりThailand-Japan Microwave (TJMW)を研究会方式で開催しており、ポスターセッションも設けて両国の学生や若手研究者がより参加しやすい形態としている。本年度、TJMW はバンコクのKing Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang (KMITL)で6月27日~29日に開催した。優秀な発表を行った学生に対し、今後の更なる活動奨励のため2019年総合大会において講演の場を提供する依頼シンポジウムを企画する。 |
||||
3月21日 午後 | CI-1 光エレクトロニクス研究会(OPE)学生優秀研究賞表彰式 | 光エレクトロニクス研専 | ||
【概要】 2018年度の光エレクトロニクス(OPE)研究会において発表された学生による優秀な講演に対し、学生優秀研究賞を授与すると共に、受賞対象講演を発表頂く。 |
||||
3月21日 午後 | CI-4 量子技術に着想を得た次世代コンピューティング | 電子デバイス研専 | ||
【概要】 過去50年に渡りLSIの性能向上を支えてきた半導体微細化は物理的限界に近付きつつあり、今後10年ないし20年以内にムーアの法則が終焉を迎えると危惧されている。一方、人工知能の飛躍的発展や自動運転などの新しいアプリケーションの誕生に代表されるように、更なる高性能コンピューティング技術が一層求められている。このため半導体微細化に依らない新しいコンピューティング技術が強く望まれている。本シンポジウムでは、近年進展が著しい量子コンピューターや量子技術に着想を得た新しいコンピューティング技術について議論する。これにより、ポストムーア時代における次世代コンピューティング技術の方向性を俯瞰することを目指す。 |
||||
3月22日 午前 | CI-6 光学特性を制御した透明ポリマーとその応用 | ポリマー光回路特別研専 | ||
【概要】 近年光学ポリマーは、ディスプレイ用光学フィルムや導光板等の光学部品、光ディスク、光学レンズ、POF、光素子の封止、照明等多くの電子情報通信関連分野で利用されている。これらの用途における要求は、どんどん高度化しており、特に屈折率や複屈折制御等の光学特性制御に対する要求が強い。また、光学特性を精密に制御する技術開発の研究も盛んに行われており、実際の応用も進んでいる。 そこで、本セッションでは、このような光学特性を制御した透明ポリマーの開発状況及びそのポリマーの応用について開発者に講演頂くともに、新しい応用の可能性について考えることを目的とする。 |
||||
3月22日 午後 | NP-1 複雑コミュニケーションサイエンスとスマートセンシングシステム 〜最新動向と今後の課題〜 | 複雑コミュニケーションサイエンス研専 | ||
【概要】 複雑コミュニケーションサイエンスは、情報通信技術のすべての階層、それを取りまく情報通信環境、そして神経系や生物システム、さらには人間のソーシャルコミュニケーションをも含めた広範な研究対象を扱い、そこにある現実的問題の本質、限界、そして、それらの背後に横たわる普遍的特質を明らかにするサイエンスの創出を目指しています。本企画セッションでは、IoT時代の到来ともに重要性が認識されるセンシングシステムと複雑コミュニケーション分野で活躍するトップ研究者によるパネル討論を行い、技術課題およびそのアプローチについて議論します。 |
||||
3月22日 午後 | AT-1 情報理論と数理計画の接点 【一般公開】 | 情報理論研専、情報理論とその応用サブソサイエティ 共催 | ||
【概要】 通信路容量やレート歪関数など情報理論における限界を表す量はしばしば確率測度に関する最適化問題の形式で記述される.また,圧縮センシングでは,各種のノルムの最小化の緩和問題を解くアルゴリズムが議論される.さらに,LDPC符号の復号化に線形計画法を用いるといった研究も情報理論分野では多数見られる.本企画では,情報理論における数理計画法という切り口で著名な研究者に講演をして頂く. |
||||
3月22日 午後 | AT-2 エネルギーの通信 | 高信頼制御通信研専 | ||
【概要】 インターネットでは,パケット通信によって情報の転送が行われるが,近年,その考え方をエネルギーの伝送に展開する研究が行われている.特に,近年のSiCパワーデバイスの発展により,電力をパケット化して転送することが現実になりつつある.本セッションでは,電力パケット技術を中心に,電力の通信に関するチュートリアルを行う. |
||||
3月22日 午後 | AI-2 AIへの攻撃と対策~10年後の脅威に備える 【一般公開】 | 情報セキュリティ研専、VLSI設計技術研専 共催 | ||
【概要】 近年,AIは目覚ましい進歩を遂げ,その適用範囲が拡大しており,将来,インターネットにように不可欠な基盤技術として社会実装されることが想定される.一方で,AIに誤学習,誤認識させるような攻撃も提案されており, 10年後の安心安全な社会を実現するために,その対策についての研究開発を早急に立ち上げ推進することが求められている.本シンポジウムでは,AIに対する攻撃と対策に関する大きな研究の潮流を生み出すことを目的として,各分野の専門家から最新の技術動向を解説いただく.また,将来顕在化する脅威とそれに対する対策についての研究開発を行うにあたり,その方向性とロードマップについても議論を行う. |