オンライン開催
2021年9月14日(火)〜17日(金)
開催日 | セッション名 |
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提案委員会 | |
9月14日 午後 | BK-2 持続可能な光ファイバシステムを支える光ファイバ応用技術 光ファイバ応用技術研専 |
【概要】 5G・Beyond5G、IoTやビックデータ活用によるDX・ニューノーマル時代に向けて、近年益々光ファイバシステムおよび関連技術への期待が増している。また、持続可能な開発目標(SDGs)として、「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進」「持続可能な生産消費形態を確保」等が謳われており、持続可能な光ファイバ配線システムのあり方は社会的な大きな関心事項であり、その関連技術は今後大いに注目され得るものであろう。本テーマでは、持続可能なシステムに関連した研究開発動向を知り、その要件、今後の方向性等を模索することを目的とします。 |
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9月14日 午後 | BP-1 6G時代に向けた周波数共用の現状と将来展望 ~周波数共用オープン化への期待~ スマート無線研専、無線通信システム研専 共催 |
【概要】 周波数資源の需要が高まる中、異システム間の周波数共用に注目が集まり、早期の社会実装に向けた取り組みが進められている。周波数共用により、様々な業界に対して新たに無線通信導入の機会が開かれるだけでなく、競争的なシステム開発が促され、様々なサービス形態での柔軟な資源割り当てや周波数共用のさらなる高度化に向けた技術革新が期待される。一方で、高優先システムを確実に保護するため、共用システムに開放しないクローズな運用形態も併用することで、新たな周波数帯での共用可能性の検討も重要である。そこで本企画では、6G時代にむけた周波数共用について「周波数共用のオープン化」と題し、国内外で検討されている周波数共用の現状についてご紹介いただき、その期待や技術課題、開発動向などを切り口に議論する。 |
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9月14日 午後 | BI-5 「どこでも光」ネットワークの現状と課題 フォトニックネットワーク研専 |
【概要】 光無線技術は、陸上における室内、屋外、移動体での利用から空中、水中、宇宙へと、あらゆる空間での利用に向けた研究開発が急ピッチですすめられている。光ファイバ技術が単に2地点間を結ぶ技術から多地点間を自由に結ぶネットワーク技術へと発展し、基盤的なメタインフラとして現在の我々の便利な生活を支えているように、今後、あらゆる空間を自由に結ぶ形態で光無線通信のネットワーク化が進展するであろう。本シンポジウムでは、様々な光無線技術の現状とネットワーク化に向けた課題について、研究開発の最前線に位置する研究者に講演いただき、フォトニックネットワークの今後の展開について議論する場としたい。 |
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9月15日 午前 | BI-3 Society 5.0に向けた生体情報通信技術 ~サイバー空間とフィジカル空間の融合を目指して~ コミュニケーションシステム研専 |
【概要】 来る情報社会Society 5.0に向け, サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)の高度な相互連携が求められるなか, 五感情報までを含むヒトの生体情報の収集, 伝送, 処理, 提示技術,またそこでのセキュリティ技術が重要性を増している. 本セッションでは, 生体情報センシング・通信を中心として, サイバーフィジカルシステムに係る最新の研究動向を各分野の第一人者の方々にご講演いただく. |
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9月15日 午前 | BI-4 クラウドネイティブを支えるネットワーク技術 ネットワークシステム研専 |
【概要】 近年、アプリケーション開発のクラウドネイティブ化が加速している。ビジネス環境の急激な変化に対応するためには、クラウドサービスを活用したシステム構築が必要不可欠である。一方で、従来のインフラ構築のスピードでは、ビジネススピードに追従できない問題もある。 本企画セッションでは、アプリ開発者とインフラ運用者の両方の視点から、クラウドネイティブを支える最新技術や課題について幅広く共有、議論を行う。 |
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9月15日 午後 | BP-2 6Gを志向した短距離無線通信技術 短距離無線通信研専、無線通信システム研専 共催 |
【概要】 6G時代を志向した短距離無線通信技術の最新動向についてご講演いただき、パネルディスカッションを実施する。 |
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9月15日 午後 | BI-1 6Gに向けた非地上系ネットワーク技術の展望 衛星通信研専 |
【概要】 低軌道に小型衛星を多数打ち上げ、互いの衛星をネットワーク化するコンステレーションによる衛星通信インフラ構築の構想が進んでいる。衛星を活用することにより、地上系ネットワークでカバーできない場所からのデータ収集を可能にするほか、災害時などにも通信が継続できるなど、IoT のインフラとして衛星が大きな役割を果たすことが期待されている。一方、地上ネットワークでは、高速・大容量に加え多接続・低遅延を特長とする第5 世代の移動通信システムである5Gの展開も開始され、衛星と5G及びIoTとの連携により新しい通信サービスの実現が期待されている。さらには、5Gの次の世代である6Gに関してその在り方について活発な議論が展開されている中で、衛星や高高度疑似衛星(HAPS)などの非地上系ネットワークの最新技術および6Gに向けた展望等について議論する依頼シンポジウムを提案する。 |
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9月16日 午後 | BI-2 EMCと環境負荷低減を両立するグリーンEMC設計 環境電磁工学研専 |
【概要】 IPCCが公表した「1.5度特別報告書」では、パリ協定の2度目標ではもはや不十分であることが述べられており、あらゆる製品には、資源採取から、生産、消費、廃棄・リサイクルに至るまでの環境負荷を最小限にする設計が求められている。このような背景から、製品・サービスのEMC設計・対策と環境負荷低減を両立するグリーンEMC設計について、EMC対策部品・材料のグリーン化、製品・サービスにおけるEMIとCO2エミッションの低減などの観点から報告を行い、議論する。 |
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9月17日 午前 | CI-2 狭線幅光源とその応用 光エレクトロニクス研専、レーザ・量子エレクトロニクス研専 共催 |
【概要】 光ファイバ通信では、周波数利用効率を高めるために多値直交振幅変調を用いたコヒーレント伝送の導入が進んでいる。また、FMCW LiDARのように光の干渉を用いたセンシング技術も提案されている。これらの光のコヒーレンスに基づいた応用では狭線幅の光源が必要であり、変調多値数の増加や測距範囲の拡大に伴ってより狭い線幅が求められている。本シンポジウムでは、最近のコヒーレント光伝送システムにおけるレーザ線幅依存性や、光帰還法などの線幅狭窄化技術について紹介し、システムとデバイスの両面から今後のコヒーレント関連光技術の進展について議論する。 |
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9月17日 午後 | BCI-1 光量子技術の情報通信・処理への応用に向けた研究最新動向 光通信システム研専、光エレクトロニクス研専、レーザ・量子エレクトロニクス研専 共催 |
【概要】 情報通信技術がますます高度化する中、近年、量子技術を用いたコンピューティングや暗号応用に関して世界中の研究機関の検討が活発化している。古典物理をベースにした現在の技術を大幅に上回るブレイクスルー技術の誕生が期待されている。国際標準化機関(ITU-T)においても、量子鍵配送をサポートするネットワークに関する文書(Y.3800)の制定など、最近では学会における学術的な報告に加えて実用展開に向けての動きも活発になってきている。本セッションでは、通信および情報処理などへの実応用を見据えた光を用いる量子技術の最新の研究を紹介する依頼シンポジウムを行い、情報共有並びに将来の情報技術の更なる発展を促進する。 |
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9月17日 午後 | CI-1 Beyond5G/6Gを支える高周波回路の省電力技術の最新動向 マイクロ波研専 |
【概要】 5Gのサービスが始まってきているが、将来通信システム(Beyond 5G/6G)の研究開発が活発に行われている。このネットワークインフラの主要技術の一つとして省電力化技術に注目されている。将来社会を持続可能にするために、消費電力を現在の100分の1にすることが目指しており、この実現には様々な技術を有機的につなげていく必要がある。本シンポジウムでは、ミリ波/テラヘルツ回路・デバイス技術、通信方式、ベースバンド回路技術、光・無線融合ネットワークを一堂に会して、各技術の技術動向を講/演・質疑を通じて議論し、さらには将来を展望できるセッションの企画を提案する。 |