会場:芝浦工業大学 大宮キャンパス
(ハイブリッド開催)
会期:2023年3月7日(火)〜10日(金)

世界へ飛躍する次世代X

ご挨拶

大会委員長の挨拶

 2023年総合大会へのご参加ありがとうございます。コロナのために過去3回の総合大会はオンラインでの開催でした.今回は、ようやくリアルの場を設けるに至り、ハイブリッドでの開催となりました.オンラインでの会議に慣れすぎて、集まりの意義そのものが問われているようにも感じます.ポストコロナの今後の会議開催の在り方に向けての模索の始まりだと思っています.
 大会では、様々な企画セッションが組まれますが、その中から2つご紹介したいと思います.一つは、「企業イニシアティブセッション」です.企業イニシアティブは信学会の中にできた新しいユニットです.提案に応じて、興味を持つ会員が集まり、議論する場をつくることができるものです.今、3つの課題の提案があります.カーボンニュートラル、AI相互運用、ビジネスインキュベーションで、その提案の紹介が行われます.参加者には、きっと惹かれるメッセージが込められていると思っています.もう一つは、「次世代を担う、日本のテック系スタートアップ 第2弾」です.デジタルツイン、無線通信、インタフェース、データベースなどに関して学生や大学関係者から始まったスタートアップからのプレゼンがあります.その開拓者精神に富む内容は、伝統的な学会にとって、えがたい刺激になると思っています.
 テクニカルなセッションとして、このほか多くの企画セッション、一般セッションがありますので、ぜひ興味のものをご覧になってください.
 最後に、開催にあたりご尽力頂いた間野先生、渡部先生をはじめとする芝浦工業大学の先生方、プログラムに貢献した各ソサイエティ、グループ、専門委員会の皆様、事務局の方々、そして、大会にご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

大会委員会 委員長
東京大学
相澤 清晴


プログラム委員長の挨拶

 2023年総合大会のスローガンを「世界へ飛躍する次世代X」とさせていただきました。新型コロナウイルスの流行は災いではありますが、それを克服し、社会課題解決を目指した新しい次世代技術(X)の開発が、真のデジタルネイティブであるZ世代から、ミドル・シニア世代に至るまで世界中で推進されています。
 基調講演では、理工学教育の先進的構想について山田純本学学長から、また、海外との連携による研究活動について中尾彰宏東京大学教授よりご講演いただきます。特別講演では、さいたま市における脱炭素社会に向けたDXのパネルディスカッションや、本学での情報通信関連の先端技術のデモ展示、企画講演では、社会・フロンティア領域、Beyond 5G/6Gのホットなテーマとチュートリアル、一般公開のセッションを設けております。
 本大会は対面とオンライン両形式で実施します。ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしております。

2023年総合大会プログラム委員長
芝浦工業大学
間野 一則


実行委員長の挨拶

 2023年電子情報通信学会総合大会を芝浦工業大学大宮キャンパスで開催できますことは、関係の皆様の御尽力の賜物であり厚く御礼を申し上げます。
 芝浦工業大学は、さいたま市にも郊外型のキャンパスを構えており、工学部・デザイン工学部の1年生と2年生、システム理工学部の全学部生と大学院生の約5000名が学んでいる緑多い静かなキャンパスです。近年のキャンパス整備により漸く電子情報通信学会の大会を誘致できるようになったことは、大学関係者として感慨深いものがあります。
 環境豊かなこのキャンパスを基盤にして芝浦工業大学は、さいたま市及び埼玉大学、東京電力パワーグリッド(株)と共同で、脱炭素社会実現に向けた取り組を展開しています。この大会でもそれに関した特別企画を準備しております。ご参加いただければ幸いです。
 最後に、芝浦工業大学大宮キャンパスでの総合大会が参加される皆様の技術力・研究力の向上にお役に立てるものであることを祈念して挨拶を結ばせていただきます。

大会実行委員会 委員長
芝浦工業大学
渡部 英二


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